Michi-bata
May 16, 2010
12:10am
確かに、百貨店の業績は極めて悪い。でも、なぜ悪いのか、その理由がちゃんと説明されていません。日本の消費市場が冷え込んでいるから、と一言で片 付けられていますね。
本当にそうでしょうか。1990年のバブルピーク時の日本の消費支出と2006年とを比較すると、1990年100に対して、2006年は95。たった 5%しか落ちていません。となると、百貨店がこれだけ苦境に陥る理由としてはいささかパンチが足りません。
―― じゃあ、何が百貨店を苦境に陥れたんですか?
松岡 ここに面 白い数字があります。同じく1990年の日本の消費支出のうち、衣料アパレルの消費は何%を占めていたか? 7.4%です。それが2006年になると、な んと4.3%まで落ち込む。1990年の衣料アパレル消費を100とすると、2006年の消費は55。この20年近くで、日本人のファッション市場は金額 ベースで半分になってしまったのです。
「百貨店不況」とみんな騒ぎますが、その裏にあるのは「衣料アパレルデフレ」であり、消費者の衣料にかけるお金がバブルの半分になってしまった、 という実態が、衣料頼みの百貨店の経営を直撃したのです。
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